
攻略法
チーム発表〜本番前日までの事前準備チェックリスト
DDASH Hacksの運営協力をしているCraftStadiumの山本です。
本記事では、DDASH Hacksに臨むにあたって役立つ情報を共有します。
なお、本内容は教員や審査員による公式な見解、または監修を受けたものではありません。
DDASH Hacks (外部リンク)では、2月10日のチーム発表から本番(2/23)まで約12日間の準備期間があります。この期間をうまく使えるかどうかで、本番の成果が大きく変わります。
この記事では、準備期間にやるべきことをフェーズごとにまとめました。上から順番に進めていけば、初心者の方でも安心して本番を迎えられます。
事前準備で「やっていいこと・ダメなこと」
まず最初に確認しておきましょう。
✅ やっていいこと
- チームメンバーとの顔合わせ・コミュニケーション
- アイデア出し・テーマのリサーチ
- 使えそうなデータの調査
- 開発環境のセットアップ
- 技術の学習・チュートリアル
- コードを書き始めること(既存の成果物での提出もOKです)
ただし、本番で新たに作成した成果物が推奨されています。事前準備はアイデアやデータのリサーチに集中して、本番でチームと一緒に作り上げる体験も大切にしましょう。
Phase 1:チームビルディング(2/10〜12)
チーム発表後、まずはメンバーとの関係づくりが最優先です。
□ 初回ミーティングを開く
LINEやDiscordでグループを作り、できるだけ早く顔合わせの場を設けましょう。オンライン通話で30〜60分程度がおすすめです。
話すこと:
- 自己紹介(名前、学年、所属、参加のきっかけ)
- 得意なこと・苦手なこと(プログラミング経験、デザイン、リサーチ、プレゼンなど)
- やってみたいこと・興味のあるテーマ
- 連絡手段と次回の予定
□ 役割をざっくり決める
全員がコードを書く必要はありません。以下のような役割があります。
| 役割 | 内容 |
|---|---|
| リーダー/PM | 進行管理、スケジュール調整 |
| データ担当 | データ探し、前処理、分析 |
| デザイン担当 | 成果物のデザイン作成 |
| 可視化/開発担当 | グラフ作成、ダッシュボードやアプリの開発。メンバーによってデータ分析が得意な人やWebアプリを作れる人などがいると思いますので、具体的な分担はチームによって異なるでしょう。 |
| プレゼン担当 | スライド作成、発表構成、ストーリーづくり |
| リサーチ担当 | 社会課題の調査、類似サービスの調査 |
文系の方はリサーチやプレゼンで大きく貢献できます。
「プログラミングできないから役に立てない」ということは少ないと思います。
Phase 2:環境構築(2/13〜16)
本番で使うツールを事前にセットアップしておきましょう。当日に環境構築で時間を使うのはもったいないです。
スプレッドシートルート(プログラミング未経験の方)
- □ Googleアカウントでログインできることを確認
- □ Google Sheetsで新しいファイルを作成してみる
- □ Looker Studio (外部リンク)にアクセスして画面を確認
- □ 試しにCSVファイルを読み込んでグラフを作ってみる
Pythonルート(プログラミング経験がある方)
- □ Google Colab (外部リンク)にアクセス
- □ ノートブックを作成し、
import pandas as pdが動くことを確認 - □ CSVファイルを読み込んで
df.head()を実行してみる - □ 簡単なグラフを表示してみる(matplotlib や Plotly)
全員共通
- □ GitHubアカウントを作成する(まだの方)
- □ GitHub Education (外部リンク)に申請する → GitHub Copilotが無料で使えるようになります
- □ 開発担当の人で、Webアプリケーションなどを作る人は、VSCodeやCursorといったエディターを入れておきましょう。
- □ AIコーディングツールの使い方 (外部リンク)を読んでおいたり、Claude CodeやCursorなどを使ってみるのもおすすめです。
チーム開発でGitを使う場合は、GitHubチーム開発ハンズオンガイド (外部リンク)も参考にしてください。
Phase 3:アイデア・データリサーチ(2/17〜20)
環境が整ったら、いよいよ「何を作るか」を考えていきます。
□ テーマを絞り込む
DDASH Hacksのテーマは**「データを活用し社会をより良くするサービスを提案する」**です。チームで以下を話し合いましょう。
- どんな社会課題に関心があるか?(交通、環境、教育、健康、観光、防災など)
- 誰の、どんな困りごとを解決したいか?
- どんなデータがあれば解決に近づけそうか?
最初から完璧なアイデアを目指す必要はありません。方向性だけ決めて、本番のアイデアソン(Day1午前)で詰めていく形で大丈夫です。
□ 使えそうなデータを探しておく
DDASH Hacks ではデータは運営側から提供されません。自分たちで探す必要があります。有償データの使用は禁止となっています。(参考:DDASH Hacks ルール (外部リンク))
とはいえ、無料で使えるデータは想像以上にたくさんあります。まずはこの 3つのサイト だけ押さえておけばOKです。
まず見るべき3つのサイト
| サイト | URL | 特徴 |
|---|---|---|
| e-Stat | https://www.e-stat.go.jp/ (外部リンク) | 政府統計の総合窓口。人口・労働・医療・教育など約700種類。CSV形式でダウンロード可能 |
| RESAS | https://resas.go.jp/ (外部リンク) | 地域経済分析システム。登録不要で人口推移・観光客数・産業構造などを地図やグラフで確認できる。初心者に最もおすすめ |
| DATA.GO.JP | https://data.e-gov.go.jp/ (外部リンク) | 複数省庁のデータを横断検索。CC-BYライセンスで自由に利用可能 |
💡 初心者の方へ
まずはRESASを触ってみてください。ログイン不要で、京都の人口推移や観光データがすぐにグラフで見られます。「こういうデータがあるんだ」という感覚をつかむのに最適です。
データを探すときのTips
- 気になるデータを 2〜3個ダウンロードして中身を眺めておく だけでも、本番の動き出しが全然違います
- 複数データの組み合わせ が高評価のポイント(例:気象データ × 観光データ → 天気連動の観光アプリ)
- ほとんどの政府データは CC BY(出典を明記すれば自由に使える)。プレゼンスライドに「出典:○○」と書くのを忘れずに
- APIキーが必要なサービスは 事前に取得・テスト しておくこと(当日だと間に合わない場合あり)
📖 もっと詳しく知りたい方へ
京都・関西のローカルデータ、分野別おすすめデータソース、世界のデータセットの探し方は、別記事 「❽ オープンデータの探し方&使い方ガイド」 で網羅的に解説しています。テーマ決めに迷ったときにもぜひ参考にしてください。
Phase 4:最終確認(2/21〜22)
□ 本番に向けた最終チェック
- □ チーム全員の連絡先・緊急連絡手段を確認
- □ 開発環境が正しく動くことを再確認
- □ 当日の持ち物を準備(PC、充電器、延長コード、イヤホンなど)
- □ 会場(同志社大学 新町キャンパス)へのアクセスを確認
- □ Day1のスケジュール(9:30受付開始)を再確認
まとめ
事前準備のポイントは3つです。
- チームの関係づくりを最優先に。 技術力よりもコミュニケーションが成果を左右します
- 環境構築は本番前に必ず済ませる。 当日のトラブルを防ぎましょう
- アイデアとデータは「方向性」まででOK。 本番で柔軟に調整できます
準備を整えて、3日間のハッカソンを全力で楽しみましょう!
関連記事:
- データ分析スタートガイド (外部リンク) — どんな成果物を作ればいいか迷っている方へ
- オープンデータの探し方&使い方ガイド (外部リンク) — データの探し方をもっと詳しく
- 3日間タイムマネジメント戦略 (外部リンク) — 本番中の時間の使い方
- 審査基準攻略&パワポ提出ガイド (外部リンク) — 書類審査を突破するコツ
既存記事(今すぐ読める)

Shin Yamamoto
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